2013年10月13日日曜日

さくらのVPSにSubsonic(Madsonic)とownCloudを入れてGoogleMusicっぽく使う



さくらのVPS 2Gプランを契約しているのだがTwiProwl、IMAProwlとTwitter IRC Gateway、tiarra、tiarraMetroくらいにしか使ってなくて「ストレージ容量200GBもつかわねーよwwww」な状況だったのでSubsonicを導入し、メディアストリーミングサーバーに仕立てた。

Subsonic >> Free Music Streamer

MadsonicはSubsonicフォークであれこれ機能が追加されてたりする。
好きな方使えばいーんじゃないっすかね…

Madsonic


とりあえずSubsonicを入れましょう。
サーバーとしての基本設定済んでるの前提で書きます、ざっくり。
あーうちのさくらVPSはDebian wheezyです。

Java必要なので入れる。
apt-get install openjdk-6-jre

Subsonicインストール
wget http://downloads.sourceforge.net/project/subsonic/subsonic/4.8/subsonic-4.8.deb
dpkg -i subsonic-4.8.deb

トランスコードするのに必要なライブラリを入れる。
apt-get install lame flac faad vorbis-tools ffmpeg

Subsonicの設定をちょっと変更
UTF-8対応
vi /etc/default/subsonic

以下の1行追加
export LANG="ja_JP.UTF-8"

再起動
service subsonic restart


ブラウザから「http://hostname:4040」でアクセスし、あとは説明に従って進めていく。


VPSへのSubsonic導入はこれだけ、簡単
当たり前だけどVPSに音楽ファイル転送しなきゃいけないので転送する。

sftpなどでアップロードしても良いんだけど今回はownCloudを使う事にした。

ownCloudはVPSとか自宅鯖とかに導入し、Dropbox的なサーヴィスを提供するもの

ownCloud

apach、php、mysqlが必要になるので入れておく。ownCloud用のDB作っておく。

導入はこの手順に従えばOK

echo 'deb http://download.opensuse.org/repositories/isv:ownCloud:community/Debian_7.0/ /' >> /etc/apt/sources.list.d/owncloud.list 
apt-get update
apt-get install owncloud

ブラウザから「http://hostname/ouncloud」にアクセスし、ユーザー登録をする。
その際、予め作成しておいたDB情報必要になるので入力する。

あとはクライアントアプリをPCにインストールし、同期フォルダに音楽保存してあるフォルダを指定するなりownCloud用フォルダ作って指定し、そこに音楽フォルダのシンボリックリンク張るなりすればおk

デフォルトのアップロード先は
/var/www/owncloud/data/username/files/

このパスを先に導入したSubsonicのライブラリディレクトリとして登録してやればローカルの音楽フォルダを勝手にVPSにアップロードし、Subsonicのライブラリに勝手に登録される環境の出来上がり。
あーSSLで接続出来るようにしておいた方が良いですよ。

AndroiderはふつーにGoogleMusic使えばいーんじゃね??