2012年2月12日日曜日

toasty - WindowsPhoneにGrowl通知をプッシュ

WindowsPhoneでtwitterのMentionやDMをリアルタイムにプッシュ通知させたいなぁと思い、Marketplaceを眺めていたらMac使いの人にはお馴染み、GrowlのNotificationsを受け取るアプリがWindowsPhoneにもありました…iOSだとProwl、AndroidだとNotify My AndroidでそのWindowsPhone版がtoastyです。

toasty APIにclear textで送信しているのでDMやメールはtoastyを使い通知させない方がよいかもしれません。


GrowlはMacやWindows上でポップアップ通知をしてくれるアプリで、WindowsPhoneで通知を受けるにはGrowlの動く母艦が必要となります。

クライアントのtoastyは特に難しい設定はありません。
起動させると母艦側がクライアントを特定するために必要となるdevice idが表示されるのでそれを自分宛にメールするなりメモするくらいです。

母艦ですが、ちょうど使ってなかったWindowsPCが転がっていたのでそれを使いました。
WindowsですのでGowl for Windowsを使います。
2012/2/13現在、toastyプラグインはWindows版しか提供されていませんでした…


WindowsPhoneにGrowl通知をプッシュするにはGrowlの設定→ネットワークの「他のコンピュータへ通知を転送する」にチェックをし、下の+ボタンを押下し、toastyプラグインを追加します。
この際、WindowsPhoneのtoastyアプリ起動時に表示されたdevice idが必要になります。

今回やりたいのは「twitterのMentionやDMをリアルタイムにプッシュ通知させる」なのでUserstreamに対応かつ、Growl通知をする事の出来るTweenをインストールします。

Tweenの設定の「通知にGrowlを使用」にチェックを入れればGrowlのアプリケーションにTweenが表示されるようになると思います。

toastyが指定アプリにリダイレクト出来るようになるともっと便利なのですがリアルタイムにMention通知が受けられるようになっただけでもよしとしましょう…か。

ちなみにWindowsPhoneのWiFiはスリープ時、必ず切断される仕様となっていますのでデータ通信の出来るSIMがささっている必要があります。
あとTwitterのMentionやらDMのプッシュ通知はAmelloidesが試験中との事ですが対応していたりします。

2012年2月5日日曜日

Nokia Lumia 800:Review


WindowsPhoneは去年の8月に購入したhtc Mozart、9月購入のau IS12Tに続いてLumia800が3台目となる。
AndroidSmartphoneの、主にUIに対する不満が爆発した…というのもあるが2011年はAndroidSmartphoneだけで20台弱という若干狂った買い方をしたためか流石にもう飽きました。
今年に入ってからWindowsPhoneをメイン端末として使用しています。

Spec Summary
  • OS:Microsoft Windows Phone 7.5 Mango
  • NETWORK:WCDMA 900/1900/2100,GSM 850/900/1800/1900,HSUPA 5.7Mbps/HSDPA 14.4Mbps
  • SIZE(H x W x D):116.5 x 61.2 x 12.1 mm
  • WEIGHT:142 g
  • DISPLAY TYPE:AMOLED 16M colors,Corning Gorilla Glass,Nokia ClearBlack display
  • DISPLAY SIZE:3.7inches,480 x 800 pixels
  • SoC:Qualcomm MSM8255 Snapdragon
  • CPU:1.4 GHz Scorpion
  • GPU:Adreno 205
  • RAM:512MB
  • ROM:16GB
  • Camera:8MP,Carl Zeiss optics,Autofocus,dual-LED flash
  • Battery:1450mAh built-in
スペックはAndroidSmartphoneのハイエンドモデルと比較してしまうと見劣りしてしまう。
今更シングルコアのSnapdragonS2は無いだろう…となってしまうがこれはWindowsPhone7.5 Mangoで採用しているWindows CEカーネルの制限なので仕方ないだろう。

スペックは大したことがないのだが、実際に使用してみるとスクロールや画面遷移はスムースで「ヌルヌル」である。
OS7.5 Mangoがリリースされてから半年ほど経過したという事もあり、サードパーティ製アプリでもこのヌルヌルっぷりを体感出来るようになってきた。

Body size

116.5 x 61.2 x 12.1 mmという最近の端末としてはかなり小さい部類に分類されるサイズ。
iPhone4や日本初のWindowsPhoneSmartphone IS12Tと同じくらいである。
去年末に発売されたGoogleさんのGalaxyNexusというタブレット端末と比較すると非常にコンパクトで片手でも使いやすい端末だ。
大切なことなのでもう一度言います、GalaxyNexusはタブレット端末です…タブレット端末なのでWebブラウジングなどを行うのであればなかなか快適です:p

Weight
142 gと113 gなIS12Tよりも30 gほど重く、ズッシリとしている。ちなみにiPhone4は140 g
少々重たい端末ではあるが、重量のバランスが良く、IS12Tの様に使っているとギシギシするようなcheapな感じも無い非常にクオリティの高い作りとなっている。


PentileMatrix
残念ながらLumia800のディスプレイはPentileMatrixで同じくPentileMatrixを採用しているGalaxyNexus、MotorolaRAZRのそれよりもPentile感が気になる。

テキストベースのコンテンツ閲覧には正直向いていないと個人的には感じる…発色はAMOLEDらしい鮮やかな発色で動画や写真閲覧はなかなか良い。

Camera


スマートフォンのカメラとしてみれば十分な性能だろうか。
Carl Zeissという名前に期待してしまうとガッカリする事となるが、サッと撮ってサクっとTwitterに投稿する位ならこれで十分なのかもしれない…


カメラの使い勝手に関してはかなり良い…これはLumia800に限った話ではなくWindowsPhone共通なのだが
端末がスリープに入った状態でカメラキー長押しでカメラが起動する。
パスロックがかかっている状態でもカメラを起動する事ができるのは素晴らしいと思った…野良猫とか撮る時とかね:)
パスロックがかかっている状態でカメラを起動した場合は撮影以外の機能は使用する事が出来ないのでセキュリティ面も問題無いだろう。


3.5mm Headphone jack , Audio Quality
インピーダンスの低いイヤホン、ヘッドフォンを使用する場合、若干ノイズが混ざる。
普段遣いしてるのはPHILIPS SHE9850(12Ω)とAKG K450(32Ω)なのだがSHE9850ではノイズが結構気になる。K450の場合はそれ程気にならず外で使う分にはこれで十分かなといった感じ。


ノイズが混ざる点以外は悪くは無いと思う、音質に関しては。
ただ、音楽を再生している時の消費電力が激しいらしく、一日4時間ほど音楽を聴く私の場合だと一日充電無しではバッテリーが持たないのでLumia800をメインのMusicPlayerとして使用するのは諦め、iPhone4をそれに使う事にしている。


BatteryLife
1450mAhというそれ程容量の大きく無いバッテリーを搭載している割には持ちが良いと思う。
これはWindowsPhoneがバックグラウンドアプリの動作制限が厳しく、AndroidOSのように裏であれこれ動きまわることが出来ないという事もあるのだろう。
TwitterやWebブラウジング、タスク確認などディスプレイをが点灯している時間がだいたい5~6時間でバッテリーが空になる感じ。


byebye Android Hello Windows Phone!!
WindowsPhoneに対し、不満は幾つかあるが普段日常的に使う分には殆ど困っていない。
AndroidOSはOS4.0、Ice Cream Sandwitchになりユーザビリティ面でのイケてなさに磨きがかかってしまったのでICSが普及する前にbyebyeしちゃうのもアリかなと…ね。
まぁAndroidはCyanogenModのNightly追いかけたりkernelソース眺めて弄って焼いたりAOSPビルドして端末に焼いたりして楽しむものですからおもちゃとして遊ぶには良いと思いますけどね。